カリフォルニアダウンを見ました。
未曾有の大地震に襲われる、アクション映画大作です。
ようやく、津波も見られるようになりましたが、この映画地震の話なのでもちろん出てきます。
主人公は、我らが筋肉ヒーロードウェインジョンソン。なかなかのお年なのですが、本当頑張ってるなと感じる昨今。
このカリフォルニアダウンの監督は、ランペイジでも一緒にタッグを組んでいたのですが、センターオブジアースでも一緒にタッグを組んでいてと、ドウェイン様映画をよく撮っているようです。
ちなみに、ランペイジは昔懐かしい筋肉対戦映画で面白かったのでおすすめです。
バディものとも言えて良かったです。
話を戻すと、カリフォルニアダウン。原題は、San Andreas。
意味は、サンアンドレアス断層です。邦題の変更は納得な感じがしますね。断層だと誰も見にきてくれない気がする!
ちなみに、サンアンドレアス断層というのは、カリフォルニアに跨るデカイ断層のことです。
で、今回の地震は、
そこのプレートがズレちゃったよ。
で勃発するお話。
主人公には、娘がいて、今は離して暮らしている。どうやら、妻とは別れることになていて、離婚申請書を出すだけになっているようだ。
ドウェインジョンソンは、そんな現状に納得はできないものの、半ば自分を説得させつつ、家族の元を後にする。
ドウェインの仕事は、レスキュー隊員。数々の修羅場をこなして来たエキスパート。
そんなエキスパート具合が、オープニング始まってから、すぐ展開する。
こんなところから助け出すというのか、ジョンソンよ。
早い。なんて早い展開なんだ。
ヘリコプターの運転席から振り返るドウェイン。
お決まりポーズ!待ってました!
で、ここからレスキューが始まるわけなんですが、私がそれより気になってしまったことが。
あ・・・。あなたは、
グッドワイフのカリンダ様じゃないですか!!
こんなところで出会えるとはな・・アーチーパンジャビ。
ちょっと嬉しかったよ。
この後もちょいちょい出てくるのがまた楽しい。グッドワイフが見たくなった。
そうこうして、物語は展開してくわけなんですが、要約すると
奥さんと娘は、俺が助ける!!絶対だ!
と、いう映画です。ちなみに、奥さんと娘は別々の場所で被災するわけなんですが、
その距離凄い遠いと思うわけなんだが、その遠さを感じさせないレベルで
展開が早い、早すぎる!テンポがいい!これぞ、ハリウッド!
テンポが早いのに、気づけば50分も立っていたりする。
ちなみに、映画の尺は2時間ほど。テンポが早くて、全く飽きさせないのに2時間もあるのか、と考えるとなかなか面白いです。
この映画、キャラクターたちが結構魅力的で、
お母さんのここぞという時の男気溢れる姿勢。(イチオシ)
ドウェイン様の安定感ある娘愛とTシャツぴっちり。
娘さんといい感じになる男の子の弟(微笑ましいマセガキ)。
と、テンポに花を添えます。
あとは、要所要所で、ピンチを切り抜けるアイテムでしょうか。
あの時のあのアイテムが、ここで、役立つ!!
という、わらしべ長者的アイテム活用方法が見てて楽しいです。
そして、
THEアメリカ最高テイストが凄いってことでしょうか。
例えば、お母さんに恋人がいてそいつがすげー金持ちだったりするんですけど、
ドウェインVS金持ち男という図式が少し見えるあたりで見える、
筋肉最強
という推しのところや、
娘と仲良くなる青年が、機転を効かせて車から助け出すシーンなどは、
車社会アメリカ(ある意味、車が日常だからこそできる知恵)と言えると思います。
この車からの脱出アイディアは見てて楽しかったですね。
そして、映像的にも迫力のある、圧巻のビルの倒れ具合。
あわわわわ・・・と思いつつも、怒涛の勢いの津波シーン。
息もつかせぬテンポ。
細かいツッコミは野暮だ!
やっぱドウェイン様の映画は見てて頼もしいですね。
いい気分で劇場を後にできます。(ただし、未曾有の大災害で何人も死んでるとか考えてはいけません)
おすすめです。