U-NEXTにあったのでみてみました。
て、いうかみてて気づいたけど、メリル・ストリープが出てるじゃないか!!!
メリル!!ストリープ!!!
個人的にはここでテンション上がっちゃうんだけどな。
ともあれ、まあ近未来のお話なんですが、要は素晴らしい新世界みたいな感じの彼らにとってはユートピアともくされる世界の話。
- 大人になると、才能に応じて職業を与えられる。
- 子供は、生むものではなく、授かるもの。
- としをとると、高齢者などは、解放という儀式によって、自由を与えられる。
みたいな、お約束が満載なのです!!
まあ、お約束感は満載なので、さして珍しさとかはあまりないんですが、この映画でのちょっと変わったところっていうのが、
色の使い方です
最初、世界は色あせていて、白黒なんですよ。
でも、それに違和感なんて特にないし、それが普通。
でも、記憶を受け継ぐ役割を職業として担うことになった主人公が、現GIVER(記憶を受け継ぐもの)から、記憶を受け継いで行くにしたがって、色を認識するようになるんですよ。
でも、主人公と、現GIVERしか、色を感じることができない。
そうして、色々な記憶を体験して行くに従って、この世界への疑問を感じて行くようになるわけです。
とまあ、普通にあるある何ですけど。
やはり途中でいいなと思うのは、色の表し方。
色がどんどん取り戻して行くときに、
グラデーションとかで、ディズニーみたいに、ぱあアアアアアアアアア!!!!
みたいな感じで色を取り戻すんじゃないんですよ。
まさに、じわじわ取り戻すんですよ。
例えば、長いトンネルを抜けたときに、最初は暗闇の中にいたから、明るさに慣れてないじゃないですか。
でもだんだんと、外が見えてくる。その逆も然り。
認識するっていうのは、突然じゃなくって、じわじわと認識して行くもの。
この表現が個人的には好きでしたね。
あと、見せ場が仰々しくはないんでハリウッド的ではないっちゃないんですが、本を読んだ読後感っぽい感じは好印象だったかな。
ある意味、盛り上がりにはかけるかもしれないけどw
原作の場合は、全体的にはもっと詳細に書かれているんじゃないかなあと思うのでちょっと読んでみたいですね。
ちなみに原作はザ・ギバー:記憶を伝えるもの だそうです。
・・・・あ??ていうか、あれじゃん。これ4部作だってw
マジでーぇ。てか、何で4部だけタイトルのつけ方違うのかな。
まあ、図書館で予約リストにでも入れておこかな。