見てきました。
最高に面白かったです。
東京国際映画祭でやってたんですけど、見れなくって・・・。さあ、上映したら見ようと思ったら早い時間しかやってなくって・・・。
で、とうとう駆け込み寺のギンレイホールでやってたので見に行ってきました。
インド映画って、兎角、確固たる意志を持つ主人公像がよく多いと思うんですよね。
で、今回の主人公もそんなやつ!
ラクシュミ!
そのラクシュミがですね、やってくれるわけなんですが、どういう話かっていうと。
ある夫婦が主人公なんですが、その旦那ラクシュミは、何かと困ったときに自分で発明するのが特技。そんなある日、嫁の月経が始まるんだけど、
インドではですね、女性の月経が始まると、穢らわしいものということで、始まったら、
家のベランダで寝なくてはいけない。
夫は月経が始まった女性に触ってはいけない。
ナプキンは、めっちゃ高い!
ということが常識的になっているんですね。
めっちゃ高いっていうセリフが奥さんから出てくるんですけど、確か価格は50ルピーほど。
50ルピーっていくらなんだ?
って思ったんですよ。だいたい、カレー1つ10〜40ルピーぐらいらしいです。
てことは、日本的に考えたら500-800円とかっていう気分か・・・?(めっちゃ適当)
まあ、高いといえば高い気もするが、いくつ入ってるかにもよる・・・。
さて、まあ、今回の映画でびっくりしたのはですね。
生理についてすげーーーー赤裸々に語ってるんですよ。
まあ、実際に映像的にはナプキンぐらいしか出てこないわけなんですけど、
男性は見たほうがいいね!!!
と太鼓判が推せる映画になっています。
月経が始まったときに、妻はいつもきったなーーーい布をナプキンがわりにしているんだけど、穢らわしいものってことで
日陰でその布を干すんですよ。
お日様当たらないし、生乾きしそうだし、殺菌されなさそうだしと。
旦那は、そこらへんの知識は最初全くなかったんですけど、医者からそういう常識的な情報を得て変わっていく。
ナプキンが高いなら、俺がつくってやるぜ!!
と。
こいつの底抜けな明るさや、ポジティブさ、挑戦する心、諦めない心
すげぇです。
世の中の男性諸君!ていうか、我々もか!!見習うべき心がそこにある!
という。
そんでもって、このラクシュミの素直すぎる挑戦心にすごい肝心するっていうか、とても笑わされる・・w
包んでる時とかすげー笑ったわ・・w
一歩間違えるとセクハラ映画になりそうだし、一歩間違えるとSNSとかですげー叩かれそうなネタではあるんだけど、持ち前のインド映画のコミカルさと、ヒューマンドラマさのバランスが最高なんですよ!
あとね、この映画って、前半後半があるんですけど、その間の字幕も笑わせてもらったし・・w
ほいでね、この映画、ただ妻の為に一生懸命頑張る話かって思ったら、違うんですよ。
実は、もう一人女性が出てくるわけなんですわ。
おいおいおいおい。
まさーーーーかーーーーーーもう一人女性が出てくるとはなーーーーーー!?
まあ、考えてみれば、一人でナプキンを安いナプキンを開発する男の話なんで、女性が出てこないと話にならないわけだが!!
まあ、私はこの女性のキャラ結構好きでしたねー。ていう感じもなかなかいい感じだったよね〜〜!!美味しいところ持ってったよねーー!
と、エンタメ的にも文句なしに面白い作品になっていて、かつ、
インドでの生理という社会的常識だとか、考え方だとか、とっても興味深い作品になっていました。
インドでナプキン使ってる人が12%ぐらいしかいないとはな・・・知らなかったわ・・。
ということで、とてもおすすめです!