見てきました。
監督は、おとなの事情のパオロ・ジェノヴェーゼだそうです。
美味しそうな名前だな・・・。
じゃなくて。映画の趣旨はっていうと、一日中カフェ”The Place"に座って、ノートを開いて、人々の話を聞いてはメモをとる。
そんな男が主人公で物事が進行していくお話です。
その登場人物たちは彼の元に相談してきて悩みを打ち明ける。契約を結んで、主人公の通りにすると願いが叶うというそういう感じの話です。
ちなみに映画は結構淡々としてて、笑うとかそういうコミカルな映画ではありません。
さて、私は思いました。
ちょっとこの映画登場人物多すぎだと思うんだわ
いや、いいんですよ??別に多くてもですね、それだけの人間たちが関わって、実は線で繋がっていくというのもわからんでもないんです。
しかし、登場人物たちが多すぎてですね、一人あたりの物語が短くって、感情移入まで至らないんですよ。
だからですね、場所は変わらないし、基本会話劇なので、
会話劇なので!
なんだろ、デジャヴかしら。劇でも見ているような感じなんですよ。
しかし、そこまで面白いとは感じないんです。
なんていうか、先が見えるから!!
カタルシスがない!
わかっていたとしてもですよ、キタキタキタァ〜〜〜〜〜!みたいなのあるじゃないですか?この映画はそれがないんですよ。
個人的には、自己満足に近く感じる。
なんてったって、影で糸を操っているのはこいつだかんな!
息子の最後のセリフあたりは、えぇ・・・・ってちょっと冷めたし。
それに、彼が中途中途、わざとらしく開くノートだってですよ?
絶対適当に文字書いてるだろ!!!
タイピングできない俳優が、タイピング打ってる的な時と同じニュアンス感じるんだからな!!
というね?
と、ちょいちょい納得いかない描写やセリフが出てきて、個人的にはあまり楽しいとは感じる映画ではなかったですね。
ウマが合わないかもしれないな。