二月の鯨

週3~5回いく映画鑑賞感想、たまに消化する積みゲーの感想、映画祭やドラマの話


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映画:菊とギロチン、189分の大作、良いセリフが多い。

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見てきました。

まず、一番思った感想はですね

 

疲れた、見応えがあった、しかし、

疲れた!!!!!

そりゃそうだ、189分だったぜ、確かにそうだ、3時間超えてたw

時間知らないで行ったから、見終わった後の1番の感想は疲れた!

どういう話なのかっていうのは、予告ぐらいの知識しかなくて行ったんだけど。

この映画、なんとクラウドファンディングらしいですね。

なるほど?!

それはいいですね。いい世の中になったものだ。

ちなみに、あらましはっていうと、1960年代ぐらいまで女相撲は興業として、全国を回っていたのだが、そこに集まる女たちには色々な人生があって、そこに夫からの暴力から逃げ込むことになった主人公(花菊)を中心にギロチン社の若者たちとの交流を描くーという感じの話になっています。

 

結構、印象的なセリフ回しが多いんで、少しネタバラシで行きますが、

年は、大正とかそのぐらいの時代あたりなんですね。

女相撲が興業っていっても、当時、一般の人は女が相撲ってことは、あれかい。女の裸が見れるんだね!ヒャッハーーぐらいの興味本位で見に行ったりしてるわけなんですね。

でも、女たちはいたって真剣に相撲が取りたいという。

そういうガチ勢。

 

それにしても、

相撲とってる時間が(相撲の試合)凄い長い!

ちなみに、見応えはあります。

しかし、相撲を真剣に取ってたりしても、稀に胸がはだけてしまったりーなんてこともあるわけですよ。そうすると、相撲は中止になってしまうという。(風俗と見なされ)

女が相撲を取るのも大変なわけだ。

 

ちなみに、時代の背景として関東大震災も起きていた時だったわけなんですが、そん時にでた難民の話や、朝鮮人の虐殺の話が入ってくるわけです。

ここら辺の描写が

見ていて辛い

凄い辛い

でも、

凄い字幕欲しい

という感じなんです。なんか色々な感情が出入りしててやるせない気持ちになります。

そして、ギロチン社のってなんなん、って知らないで行きました。

簡単にいうと政治の上の奴らとかが悪いからぶっ潰そうぜ!っていう人たちです。

基本的には、金持ちの資本主義からお金を略奪しては、女と酒にお金が消えていくという、よく考えると不良・・・・・?ヤクザ・・・?でも人は殺したりする・・・?みたいな人たちです。

特にいいのは、東出くんですね。

いいですね、東出くん。

何がいいって、東出くんは、口ばっかりで、お金を略奪(リャク行為というらしい)することばっかしか頭になくて、実際にテロ活動を実行しやがらない!!

お供の大次郎は大次郎で、ドジだし、好きな女の子への意気地が無いのに犯罪を犯しちゃうし、

それなのに大事な時は寝てたりする。(ここ大事です)

そんなお前らちゃんと、動けや!!と思ったりもするんですけど。

 

そんな東出くんたちが、リンチされるシーンがあるわけです。

そんな時、東出くんを見直す出来事が起きます。

隣にいるやつは敵じゃない、敵じゃないんだ。

っていうことをいうんですよ。

お前!!よく言った!!!

なんでその言葉が出てきたのかていうのは映画を見ればわかりますが、ほんとお前は口だけだったかもしれないけど、

お前の心意気には惚れてしまう気がするよ。

そんな東出くんに、大次郎も惚れていたのでしょう。

でも、やはり彼は口だけの部分も多い。

そんな東出くんに大次郎はこんな感じのことをいうんです。

いつかやる、いつかやるなんて言っているやつのいつかは来ないんだ、今やるしかないんだ。

その通りだよ!!そして私はなぜか、前の職場の人でいまだに転職せず燻っている人の愚痴を聞いていた時のことを思い出しました。しかしこのセリフ、監督自身も何か思うところがあったりしたのではないだろうか。

と、なかなか印象的なセリフが出てくるわけなんですが。

ラストスパートになると、モヤモヤ感というか、やるせなさに拍車がかかるんです。

結局、弱いやつはどうすることもできないんだ、強くなるしかないんだ。

とヒロインは叫びます。

その叫びを、ラストに思い出すのです。

 

好きかどうかと言われると、個人的には好きな方の映画ではありませんでした。

なぜなら、少し私には青春すぎるからです。

しかし見応えはありました。

人を選ぶ作品だとは思いますが、一度見て見ては、というところ。

邦画の低迷の奥底で、頑張ろうとしているパワーを感じます。

 

 

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