久々に大穴ドラマがきました。まったくノーマークだった。
見る前:あっそー ふーん、ジュリアロバーツがスリラーかーへぇーアマゾンプライムのオリジナルねー
見てる途中:おいおいおいおいおいおい。めっちゃ大穴やんていうか、次の話が気になって仕方ねえ、今日は家を出れないんだけどどうしてくれるんだよアマゾン。
という感じのドラマでした。スリラードラマなんですね。
あらましはっていうと、
アメリカの帰還兵が、家に帰る前に入る社会復帰目的の施設みたいなところで、ジュリアロバーツがそこの責任者として働いており、彼らのカウンセリングを仕事としているんだけれど、その施設には何か実は秘密があり・・・・という話。
過去の話と現在の話を交互に見せることで、謎を追求していくというドラマ。
このドラマ、話が淡々としてて、絵面的に何か誰か死ぬとかそういうことはなく、明かされるであろうネタもきっと意外なものでもないのですが、始終
めっちゃ気味が悪い
何がどうそうさせるのかというと、白黒映画時代の例えばヒッチコック的な昔の映画のキュインキュインキュインみたいな効果音や音楽、現代の映画ではまずかからないようなサウンドが大変不安感を煽る。ド・・・・・ドン・・・ドドン・・・・と低音で小さい音でなっていたり(説明できない)、もう
サウンドがとても不安
そして
そんなサウンドがとてもイイ
もうずっと不安な音楽しか流れない。むしろ、ホラーと言ってもいいかもしれない。
そして不安にまたさせるのが、
天井上からのショット
左右対称なのもまた不安にさせたりする。車を固定して後ろ上からのショットは結構イイですね。
あとは、
縦幅を極端に狭めたショット
これもイイです。とにかく不安な絵面だ。
そして、カッコいいのが
クラシックの音楽とともにお送りする固定のカメラと共に流れるクレジット
色々もうイイ。
コリンさんの胡散臭さもたまんない。
そして、ラスト10話で出てくるカット。
はたと、ジュリアロバーツが気づく場面が
最高にイイ
ちなみに、このドラマ、どうやら監督さんはミスターロボットのドラマシリーズの監督のサム・エスメイルだったようです。エグゼクティブプロデューサーにはジュリアロバーツの名前を連ねていました。彼女もプロデュースしているということか、なるほど。
個人的には、ミスターロボットよりこっちの方が好きかも。
ていうか、ゴールデングローブ賞の作品賞にノミネートしてたか・・追ってなかったぜ。
さて、このドラマはすでにシーズン2までの発注を受けて制作されているみたいですね。
個人的には、シーズン2も楽しみだなー
アマゾン本気出してきた。
お陰で今日は10話まで一気見で映画館に行けてないよw