javokの日常

週3~5回いく映画鑑賞感想、たまに消化する積みゲーの感想、映画祭やドラマの話


映画館鑑賞リスト2019

映画:ウィンドリバー(原題:wind River)、硬派で渋い西部劇

ウィンドリバー、見てきました。

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これも中々良作でしたね!いやー、今週はだいぶあたりばかりでいい週になってます。

 

あらまし

舞台は、インディアン居留地であるウィンドリバー。夜中、一面冬景色の中で女性が全速で走るシーンから始まる。翌日、野生動物を保護する仕事をしているジェレミー・レナーは、家畜を殺して被害を出しているピューマを探す中で、雪の中、息絶えた女性を発見する。その子は自分がよく知っているナタリーという少女だった。

 

インディアン居留地で起こる事件

この映画、髄分社会派のドラマでしたね。見ごたえもあり、丁寧で、面白い映画でした。

事件は、ワイオミング州のインディアン居留地で起こるんですが、途中で、FBIが呼び出されるんですよね。FBIて、なんとなく全特権がある人たちかな?ぐらいの認識だったんですけど。

実は、インディアン居留地てのは、普通の警察官や、保安官の捜査できない土地なんですね。なので、こういう土地の場合、地元の人が事件を追うわけです。

ただし、殺人事件の場合はFBIが捜査する権利がある。連邦政府の土地ってことになっているから。

ですが、一つ問題があって。

レイプなどの犯罪の場合、FBIでは捜査権限がないってこと、これが問題になってくるわけですね。そして、今回見つかった少女は殺されたわけではなく、零下三十度のなか走ったことで肺が氷り、自身の血で窒息死したことが死因。ただしレイプの跡があった。

つまり、FBIは捜査ができない。

マジなの?て感じですよね。その問題のお話です。

 

何もない、あるのは広い白い雪の大地だけ

事件は何もない平和そうなカントリーの流れている土地で起きるんですね。

そこには、ただ何もない広い白い雪だけ

事件を調査するに従って、やるせない気持ちで一杯になるわけなんですけども。それと比例して、ただ何もない荒野のような雪が広がっているんですよね。本当ならのどかだなーとかそんなことを感じるのかもしれませんが。

このときに感じるのは、ここで生まれてここで生きて、ここで死んでいく、そんな寂しさと頑固さです。

そして職にあぶれる若者たち。

ここには何もない!と叫ぶ彼らも被害者であり、加害者なのだと、人生はかくも厳しく、自然もかくも厳しく、そんな情景が映し出されます。

一触即発、頼れるのは銃だけ

FBIには捜査権限がない訳なのですが、それを本部に連絡すると捜査員は返されてしまう。そのため、死因は伏せた状態で、孤立無援の捜査が始まるんですね。FBIには珍しく、熱意ある若い女性だった。その女性は、ジェレミーレナー、地元の人と3人で捜査を続ける。そんな中、危ない場所にも赴く訳なんですが。

町からも病院からも、どこからも遠い場所に捜査に行く訳なので、銃が欠かせない訳です。というか、

銃しか頼れない。 

そんな訳で、一触即発の状況や、果ては銃撃戦などもある訳です。

唐突に始まって、唐突に終わる。

これが、なかなかビックリするんですよ。

しかも、撃ち方が容赦ない。死ぬか生きるかの問題だから。

何発も撃ち込んでいる。

牽制じゃなくて、殺しに行ってるんですよね。

なので、荒涼とした雪景色の中にも、緊迫感があって、まるで

雪山の西部劇

なんです。 

 

そして何と言っても、ジェレミーレナーと、親友との会話が

渋くてイイ

 

最初から、最後までだいぶ観入って、展開が気になって、そして渋い。

なかなか、面白い映画でした。

どうやら、テイラーシェリダンという人が監督のようですが、もともとボーダーラインや、最後の追跡で脚本を担当していた人のようです。

これは追っかけないといけないですね。

 

とにかく、おすすめな映画でした。

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