日本のテレビドラマって、昔に比べて面白くなくなったーとかいう話は最近よく聞くわけですが、アンナチュラルみたいにたまに面白いドラマが入るので、チェックしないわけにもいかないので大体毎期見ています。
そんな中またしてもTBS日曜劇場枠です。
TBS日曜劇場では、半沢直樹のドラマで、視聴率が20%超え、倍返しだ!などの決め台詞でも話題になりました。
確かに、近年あまり見なくなった勧善懲悪水戸黄門みたいな感じで結構楽しかったです。
が、それに味をしめたのか、以降半沢直樹テイストのドラマを日曜劇場枠でよくやるようになってしまいました。
私が半沢直樹テイストだと思っているのは以下のドラマです。
- ルーズヴェルトゲーム(唐沢寿明主演、原作池井戸潤)
- 下町ロケット(阿部寛主演、原作池井戸潤)
- 小さな巨人(長谷川博己主演)
- 陸王(役所広司主演、原作池井戸潤)
- ブラックペアン(二ノ宮和也主演、原作海堂尊)
ちなみにいずれも原作は読んでいません。
ルーズヴェルトゲーム、下町ロケットあたりは半沢直樹以降二番煎じといえど、似たモノとして楽しむことができました。まあ、正直対立関係や、敵キャラが被りすぎていて、半沢直樹2みたいな感じでもありましたが、それなりに楽しめました。
しかし、小さな巨人からひどかった。
警察舐めてるのかなみたいなストーリー進行で、大げさ演技がもう五月蝿くなってきた。途中から見ていない。
陸王も同じことの繰り返しで、みるのが面倒臭くなったため途中でリタイヤ。
そしてブラックペアン。
二宮は悪くないし、研修医の竹内も研修医らしく何もできない具合がウザったらしく、小泉の研究者になりきれない医者の性から抜け出せないいい人具合も悪くない。
だけど見せ方がまた同じ。
ほとんどの医者は無能で二宮がいないと何もできない。大学が、手術の経験を積みにくいという場所だということを差し引いてもこんなになの??って思うぐらい。
正直、大学病院にかかることが怖いぐらいだわ。
困ったどうしよう!!→二宮助けて!!!
これの繰り返しなのだ。プロデューサーや演出が半沢組だからそのせいなのかな・・。
勧善懲悪水戸黄門といえば、ドクターXもその筋だが、あれはそもそも前提が違う。
お茶の間コメディだ。
お茶の間コメディじゃなくて、真面目に医療ドラマやろうとしているなら、ちゃんと、おおすげえなって思うような感じにしてほしい。
ちなみに、最近みて おお 面白いな と思った医療ドラマはコウノドリ2や、フラジャイルです。
コウノドリは産婦人科の話で、フラジャイルは病理医の話。いずれも新しいジャンルの見せ方でそれが面白かった記憶があります。
フラジャイルは奇しくも最近不振のフジテレビなのですがこれはよかったですね。
ちなみに次の日曜劇場は、この世界の片隅に。
この映画号泣してマジで感動した。(アニメ映画:この世界の片隅に、監督片渕須直)
是非、次回作は頑張っていただきたい・・・。